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	<title>ヴァベル</title>
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	<description>の塔</description>
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		<title>ある少年の話</title>

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　幼いころ、その少年はトラッ…</description>
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			<![CDATA[ 




　幼いころ、その少年はトラックに跳ねられて死んだ。即死だった。彼の透き通るように白かった柔肌は赤黒い肉片へと変わった。
「ヒト」であった彼は、その瞬間「モノ」へと変わった。






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		<dc:date>2012-12-22T01:39:25+09:00</dc:date>
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		<title>あとがき</title>

		<description>　小説を書いてみたいと前々から思っては…</description>
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			<![CDATA[ 　小説を書いてみたいと前々から思ってはいたけど、一番書いてみたかったのはこの「あとがき」なのかもしれない。と記事のタイトルを書いた時思いました。
　いや実は小説書いたことはあります。最後まで書いたことはないけど。

　この話はａｍａｚａｒａｓｈｉというバンドの「ピアノ泥棒」という曲を文章にしてみただけです。思い立って許可もなく勝手に作ったんだけど大丈夫なのだろうか。とりあえず、
　amazarashi様、素晴らしい楽曲をありがとうございます。使わせていただきました。ぶち壊してすいません。ほかの曲も大好きです。
　と、まぁばれることはないと思うけどもし何かあった時は処分しますの意をこめて謝罪と感謝。いつかライブ見に行きたいです。

　書いた感想
　文章書くって難しいですね。
　かいてみよう！と思って考えてたら、一から作るのが難しいから今までさ絶してるんじゃないだろうか。だったらある程度話のできてるものを自分なりにいじってみたらどうだろう。と思って手を付けました。
　初めはこの楽曲から話を広げていこうと思って頑張ったんですけど、すぐ曲の歌詞通りになって行ってしまって。踏みとどまれていたんでしょうか。
　これ書き終わったら通して読んでみようと思ってるんだけどどうせこっ恥ずかしくなるんだろうね。誤字脱字、文章のつくり方など酷いところはたくさんあるだろうけど、なるべく目を瞑ってください。

　では、次はちゃんとオリジナルものを書きたい。
　案はある。やる気はアフン。 ]]>
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		<dc:date>2012-12-19T07:23:18+09:00</dc:date>
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		<title>ステージの上で</title>

		<description>　どれだけ時間がたっただろうか。私はこ…</description>
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			<![CDATA[ 　どれだけ時間がたっただろうか。私はこの男の話をじっと聞いていた。あっけにとられていた私に男は言ってくる。
　「まぁ全部作り話ですよ。どうしました？その顔。まさか本気にされましたか？本気にしないで下さいといったでしょう。こんなバカな話があるわけないでしょう。」
　男は残っていたバーボンを飲み干す。仕草からして、酔っているわけではなさそうだ。いつの間にか店内の演奏は終わっていた。終わったことにも気付かないとは。やはり私はこういう音楽に興味は持てないのだろうか。
　「長々とくだらない話を聞いてくださってありがとうございました。では、自分はそろそろ行きます。」
　男は立ち上がる。
　「次は私の演奏なんで、よかったら聞いて行ってください。こうみえてもピアノは得意なんですよ。」
　時計を見ると午後九時を回っていた。人が増えている。やはりこういうところのピークは今からなのだろう。
　男はピアノに向かう。ここからだとよく見える。鍵盤の上にはSteinwayの文字がある。

　男の弾くピアノを私は聞いている。さっきの男の話は本当なのだろう。流れてくるのはその馬鹿な男の奏でるメロディである。
　私はこういう音楽をどう聞いていいのか今までわからなかった。聴いていても退屈だったのだ。ただのBGMとして聞き流していた。
　しかしこの男の胸にこみ上げてくる感情はなんだろうか。耳から頭に入り込んでくるこのメロディは、まるでこの男の一生を聴いている、いや、見ているように感じた。
　男は楽しそうだ。この執行猶予つきの男は、ピアノを弾ける、それだけで生きていくことができるのだろう。

　男の一時間半にも及ぶ演奏が終わった。私は拍手をしていた。私の拍手を火種とし、その場にいたもの皆拍手をしていた。私が来店した時より人が増えたとはいえ、そんなに大人数いるわけでもなかったので、拍手「喝采」というわけにはいかなかったが、少なくとも私は心の底からの称賛を拍手に乗せていた。
　男はその場にいたものに一礼し、私の所に来てこう言う。
　「それでは、またここで。」 ]]>
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		<dc:date>2012-12-19T06:50:25+09:00</dc:date>
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		<title>帰らぬ日々の後悔</title>

		<description>　この男の言っていることは本当なのであ…</description>
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			<![CDATA[ 　この男の言っていることは本当なのであろうか。男は熱心に話を続ける。さっき「スタインウェイ、あなたは弾いたことありますか？」と話を振られたときは焦った。弾いたことあるといってしまった。どんどん私はすごい人になっていってしまっている。もちろん弾いたことなどない。名前も初めて聞いた。
　私は何杯目かのジントニックを飲みながら話を聞く。段々思考が働くなってしまっている。
　男は話を続ける。

　午前三時、男は先刻の楽器店に忍び込む。そう難しいことではなかった。男は目的のピアノまで一直線だ。
　目の前にあるピアノを見て、男は涙を流す。本当なら男は、ステージの上でこのピアノを弾き、称賛を浴びるはずだったのだ。歯車はどこで狂ってしまったのだろう。どうして、忍び込むような真似をしてまでしないとこのピアノにたどり着けないのだろう。
　男はじっとしていることができなかった。気が付くとピアノの前に腰かけてた。気が付くと鍵盤蓋をあけていた。気が付くと男は鍵盤に指を置いていた。おもむろに鳴る午前三時のニ長調。　

　誰かこのピアノを聴いてくれ。とっておきの、自慢のクラシックバラードだ。誰でもいい、だれか自分のピアノを聴いてくれ。自分のピアノを感じてくれ。　
　男の奏でる演奏は美しい日々の調べであった。しかし、その美しいメロディに乗せた感情は憂いである。帰らぬ日々の後悔である。
　このピアノに出会っていれば、自分の人生は変わっていただろうか。歓声を受けることのできるステージの上に立っていることができただろうか。
　しかし、男のいるステージはかけ離れていた。生きるために盗むだけ。むしろ、盗むために生きているといっても過言ではない人生である。拍手一つさえ貰える筈のないステージであった。

　男の演奏を聴く者はどこにもいなかった。拍手一つない静寂だけが存在した。
　しかし男は弾き続けた。どうせのたれ死ぬだけのくそったれの人生なのだ。このまま、弾きながら死んでしまいたいとさえ考えていた。
　鍵盤をたたく男の指は止まらない。時は進み、朝になっても止まらない。気づくと男は羽交い絞めにされていた。拍手はやはりもらえなかった。 ]]>
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		<dc:date>2012-12-19T06:48:35+09:00</dc:date>
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		<title>話半分で</title>

		<description>　あれからどうにか話を続けた結果、私は…</description>
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			<![CDATA[ 　あれからどうにか話を続けた結果、私は三歳のころからピアノ教室に通っていてコンクールで何度も賞を取ったことのある人物になってしまった。（ちなみに設定上、父はサックス奏者、母はヴァイオリニストになってしまっている）
　もうここには来れないな、ウソがばれて恥をかく前に帰ろう。などと思っていると、男が奇妙なことを言い出した。
　「実は自分は泥棒なんです。」
　え？いきなり何を言い出すのだろう。頭からバーボンなんて飲むから、アルコールが回ってしまったのだろうかこの男。
　「あ、いや。真に受けずに話半分にきいてください。まぁ酒の席のご愛嬌ということで、少し昔話に付き合っていただけませんか。」
　男はそう言って語りだす。目じりのシワが目立つ。

　男は20代のころ、スリの常習犯だった。職には就かず、たまにするアルバイトとこれで生きていた。交際している女性はいたが、そんな生活をしている男について行くはずなどなかった。
　男は後悔していた。ピアノ弾きになろうとしている時期もあったが、どうしてか今ではこんなひどい生活だ。いつかはまっとうに生きなくてはならない。

　ある雨の休日。中野のアーケードには色とりどりの傘が開いて閉じて。まるでパレードの様だ。
　二丁目の角に大きなトラックが止まっていることに気付いた。どうやら新しくできた楽器店に荷物を搬入しているようである。男は様子を見に行ってみる。
　男はショーウィンドウにおいてある品物に目がとまる。ピアノである。男はピアノ弾きを目指していた時期がある。だから一目見てピンときた。スタインウェイのビンテージだ。ピアノを齧ったことがあるものならだれでも憧れる品物だろう。
　男は目がくらんだ。あのピアノを弾きたい。あのピアノを、自分は誰よりもうまく弾けるのに。
　あのピアノを弾きたい。自分のものにしたい。自慢のとっておきバラードだってあるんだ。それを聞いたら出ていったあの子も、落ちぶれてしまった自分を見直してくれる筈だ。
　あのピアノを手に入れて、自分の今までのくそったれな人生をやり直したい。こんな人目を避けてコソコソ生きるのはもう嫌だった。

　しかし、あんなものを手に入れる金があるはずもない。盗むにしても、自分はただの巾着切りだ。あんな大きな品物を盗むなんて漫画やアニメの世界だけの話だ。現実的ではない。
　それならば、少し弾くだけならどうだろうか。いや、間近で眺めるだけならどうだろうか。それなら可能なのではないか。
　男は店員にその旨を伝える。あのピアノを弾かせてくれ。
　しかし、どうやらあのピアノは高価なもので、購入者以外触るのは御法度であるようだ。代わりにほかのピアノなら触ってもいいと言われた。それではだめなのだ。あのピアノでないとダメなのだ。
　そうなると、男に手段は一つしかなかった。 ]]>
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		<dc:date>2012-12-19T06:08:24+09:00</dc:date>
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		<title>たしなむ程度に</title>

		<description>　ジャズバーに初めて来てみた。中に入る…</description>
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			<![CDATA[ 　ジャズバーに初めて来てみた。中に入ると、プロであろう演奏陣の奏でる音楽が耳に入ってきた。なるほど。やはりジャズバーというのは、お酒を飲みながらプロの演奏を聴くことのできる場所らしい。
　あまり人通りのない場所に店を構えているせいか、客は指で数えられる程度であった。午後七時という時間のせいかもしれない。こういう場所はもう少し遅い時間がピークのような気がする。
　しかし、37にもなって私はバーという形式の店に入った経験が全くなく、少し緊張してしまっている。
　私はカウンターの奥の方の席に座り、ジントニックを頼む。注文したものが来るまで、慣れない空気にそわそわしていた私であったが、出されたジントニックのスライスされたライムの爽やかな香りと微かな酸味が、体内に流れ込むにつれて気分が落ち着いていくのが自分でもわかる。

　「おひとりですか?」
　しばらく飲んでいると、男が話しかけてきた。見た目は40代半ばだろうか。顔には小じわがところどころあり、頭には少し白髪が混じっている。
　「え？あ、はい。一人ですけど・・・」
　アルコールで少し気持ちは和らいだとはいえ、やはりまだ緊張はしているのだ。それに35を超えてから、見知らぬ男性に話しかけられることなど少なくなってきていた私は、少し戸惑ってしまった。
　「急に話しかけてしまって申し訳ない。ただちょっと誰かと話をしたくなってしまっただけの者です。怪しい者ではないので、どうかそう身構えないで。隣、よろしいですか？」
　男はそういうと、隣に座ってバーボンを注文する。私はお酒が強くないので、バーボンなんて飲んだらひっくり返るのだが、その男はススッと飲む。実は既に少し酔ってしまっているかもしれない。
　話しかけるべきであろうか。いや、話しかけるべきなのだろう。せっかく話しかけてくれたのだ。何か話しかけないと申し訳ないだろう。感覚だが、バーとは客同士が仲良くなり、「じゃあ、またここで」のような感じで常連を増やしていくのではないだろうか。そういう場なのであろう。初めてなのでわからないが。しかし何を話したらいいのか、頭が回らない。
　「ここは最近できた場所ですけど、来るのは初めてで？」
　呻吟してる私に、男は聞いてくる。
　「初めてです。職場がここの近くにあって、ジャズバーってどんなのだろうと興味がわいたものでして。あなたはすでに何回か?」
　何を話しかけたらいいか本気で困っていたので助かった。どういう話題で話しかけるべきか、頭の中でいろいろと渦巻いていたモノが消えていく。
　「今回で三回目です。クラシック音楽が好きでして。昔はその道を目指したこともあったのですよ。」
　やはりこういうところに来る人は、この男性のような人が多いのだろうか。

　「あなたもクラシックやジャズがお好きで？」
　うっ・・・。聞かれてしまった。実は私はクラシックやジャズなどの良さはあまりわかっていない。古臭い感じがどうにもぬぐえないのだ。そんな私だが、職場の近くに新しくジャズバーができたというのを小耳にはさんだ。バーに行ったことないとは先ほどにも言ったが興味はあったのだ。それで仕事帰りに、思い切って寄ってみることにしたのである。
　どう答えるべきであろうか。素直に「興味はないけどなんか来てみた。」なんて答えてみようか。いやしかし、ふむ・・・。
　「えっと、まぁたしなむ程度に・・・。」
　なかなか大人ぶった返事ができたのではないだろうか。しかしこの言い方だと「たしなむ程度に経験がある」ととらえらないだろうか。
　「ほぉ！ちなみに何の楽器をやっておられたんですか？」
　「・・・ピアノです。」 ]]>
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